制度の詳細
本ページでは、衛生管理優良施設認定制度の 認定要件・費用・認定証の仕様・各種規定・よくあるご質問 など、制度の詳細をまとめています。お申込み前に必ずご確認ください。
認定制度の概要

※サンプルとして名義に当研究所の名称を記載しています。
※金額はすべて税込です。
認定証について
※QRコードは本ページにリンクしています。※額立ては両サイズに合う9号をご用意しています。



衛生対象と対象施設の詳細
※法令・条例で求められている衛生管理は別途遵守をお願いします。※医療関連施設は医療法等を確認後にお申込みをお願いします。
各種費用について
当研究所の方針として、少なくとも3年間に1回は最新情報を含めた衛生技術講習を受講していただきたいと考えています。その際、3つ星・4つ星の施設は、更新時に星が1つランクアップします。
※金額はすべて税込です。※更新・継続時は認定証の賞状のみをお送りしますので、額縁への入れ替えをお願いします(古い認定証は廃棄をお願いします)。※施設名の変更や申込時の入力ミス、破損・汚損・紛失による再発行は16,500円の再発行手数料を頂戴します。
♨ 随時ランクアップも可能です 3年の有効期限を待たずに、追加受講によって随時星を増やす(ランクアップ)こともできます。詳しくは下部のよくある質問をご覧ください。
認定区分について
認定制度は「浴槽 衛生技術講習」と「浴槽 衛生普及活動」の2つです。いずれも、循環式浴槽や給湯器(ガス給湯器の追い焚き配管)に対する衛生意識がなければ実行できない内容です。
① 浴槽 衛生技術講習の受講
指定の会場、またはeラーニングを受講することで認定証が発行されます。例として、麻布大学名誉教授 古畑勝則氏主催の【浴槽衛生技術講習】(対面形式/eラーニング)があります。
② 浴槽 衛生普及活動への協力
当研究所が行っている衛生調査・研究です。試験薬剤の洗浄・消毒テストや、清掃事業者に対する衛生教育の現場貸出などがあります(上記「衛生技術講習」を受講した施設様のみ申込可)。
休館日に合わせて実施できるよう調整します。協力区分は施設様の負担が大きい代わりに社会貢献度が高いため、星2つのランクアップとなります。対象条件は「講習日程」をご確認ください。
※結果的に認定証には、最大で上記2つの認定区分名称が記載されます。
認定の対象範囲について
本制度は、本社による一括取得や名義貸しを防ぐため、認定を「各施設(店舗)単位」としています。現場で働く方の衛生意識が向上しなければ意味がないため、複数店舗を運営する法人様でも、必ず「各施設に所属する(実際に働いている)社員様(1名以上)」が講習を受講し、施設ごとにお申し込みいただく必要があります。
※対面講習を受講する際は、施設名と参加者の名前が分かる名刺をご持参ください。※1施設から最大3名様まで参加できますが、費用は変わらず「施設単位」です。※対面形式は会場の席数に限りがあるため、申込時に参加人数とお名前をご入力ください。
特例措置について
現在、中東情勢の不安定化によるエネルギーコストの上昇や、ガス価格補助金の終了など、温浴業界を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあると私共も深く認識しております。当研究所と致しましては、情勢が安定化するまでの当面の間、以下の特例を認めます。
認定の取消(剥奪)・一時停止・再取得
本制度は設備ではなく「衛生を学び・実行する姿勢」と「お客様への衛生の約束」を可視化したものです。その信頼性を維持するため、以下の事由に該当した場合は、速やかに対応をお願いします。
保健所等から、レジオネラ属菌に関連する行政処分(営業停止等)を受けた場合は、発生してから「7日以内」に当研究所へ報告をお願いします。当該施設の認定は取り消しとなり、認定証は当研究所へ返還していただきます。※返送時の送料は施設様負担/元払いとなります。
保健所等から、レジオネラ属菌に関連する行政指導(改善指導等)を受けた場合は、発生から「7日以内」に当研究所へ報告をお願いします。認定は一時停止となり、一時停止中は認定表示を行うことはできません(バックヤード等へお下げください)。改善完了および当研究所が必要と判断する確認後に再開できます。
- 著しい衛生管理の怠慢が認められ、改善の意思が見られない場合は認定を取消します。
- 一般利用者から度重なる報告があり、事実が認められた場合は認定を取消します。
- 事実が生じたにも関わらず虚偽の報告をした場合、または度重なる行政処分が続いた場合は、認定証の発行を永久的に拒否します。
- その他、当研究所が認定施設としてふさわしくないと判断した場合。
※事実確認のため、水質検査結果や改善報告書などの書類提出をお願いする場合があります。※この厳しい基準こそが、貴施設の「衛生意識」をお客様に証明する根拠となります。規約の詳細は「衛生管理優良施設認定制度 規約」をご覧ください。
認定が取り消された場合でも、行政処分が完全に終了した場合に限り、再取得のお申し込みを許可します。ただし、過去の取得ランクに関わらず、講習を受講後「★★★(Standard)」からの再スタートとなります。※その際の受講料金は助成無しの55,000円です。
今までの認定制度には、当研究所のようなはっきりとした「取消規定」がないため、お客様ではなく施設側に配慮した設計になっていました。ですが、実際にその施設を利用するのはお客様です。お客様がレジオネラ属菌に感染したのに認定制度が残ったままでは、その制度の品質は低下します。当研究所は制度の品質を保つため、取消規定を導入しています。
よくある質問(Q&A)
Q循環式浴槽ではなく「給湯器」を使っている大きな浴槽も対象になりますか?▼
はい、大歓迎です。本制度は「入浴設備および給湯水系」全般の衛生管理意識を評価するものです。規模の大小や設備の新旧に関わらず、衛生管理を学ぼうとするすべての施設様(旅館、ホテル、病院、介護施設、スポーツジム等)がお申し込みいただけます。
Qスタッフが遠方だったり、時間が取れず会場に行けないのですが、認定を受けられますか?▼
はい、可能です。忙しい施設様のために、施設にいながら受講ができる『公式eラーニング(オンライン配信)』をご用意しております。詳細は「講習日程」のページをご覧ください。
Q星のランクアップのタイミングは3年間に1回ですか?▼
いいえ。3年の有効期限を待たずに、追加受講によって随時星を増やす(ランクアップ)ことも可能です。当研究所は業界全体の衛生レベル向上を目指しており、年間に3回以上は講習を行っています。早めのランクアップをご希望の場合は、不定期に更新される「講習日程」をご覧ください。
Qすぐに星の数を5つ(最高ランク)にする方法はありますか?▼
初回は原則「★★★(3つ星)」からのスタートとなりますが、「衛生技術講習」をお申込み後、続けて当研究所主催の「衛生普及活動」をお申込みいただくことで、終了後に「★★★★★(5つ星)」の認定証を発行します。衛生普及活動は日時調整等で施設様のご負担が多いため、認定証の発行日が遅れることをご了承ください。
Q認定区分は認定証に記載されますか?▼
認定証には最大で2種類の区分が記載されます。「麻布大学名誉教授 古畑勝則氏による衛生技術講習受講施設」「(一社)防カビ技研が指定する衛生普及活動への特別協力施設」です。
Q認定証をコピーして各客室に掲示してもいいですか?▼
認定証の無断複製は「本規約」により禁止しております。各客室や脱衣所でのアピールをご希望の施設様には、公式の『客室用ご案内POPデータ(有料)』をご用意しております。
Q認定証の質感やサイズを、実物で確認(サンプル品の貸出)できますか?▼
はい、導入をご検討中の施設様向けに、実際の額縁と証書を用いた「現物確認サービス(当研究所名義を記載したサンプル認定証)」を行っております。往復送料(送り:着払い/返却:元払い)をご負担いただく形で、最長7日間お貸出しいたします。貸出の詳細は「規約」をご覧ください。
Q認定証の文章を変更したり、別の額縁を選ぶことはできますか?▼
申し訳ございません。本制度は全国統一の基準と仕様で運用しているため、認定証の記載内容(文章やデザイン)や額縁の種類を変更する個別対応は承っておりません。なお、額立て(9号)は有料オプションとして申込時にご選択いただけます。事務手続きの都合上、後日の追加注文はお受けできかねますので、必要な場合は申込時にあわせてご注文ください(※初期不良や配送時の破損等による交換は除きます)。
Q浴槽衛生普及活動の協力にはどのような人が来ますか?費用はかかりますか?▼
これらは時期に応じてエリアを限定しているため完全無料です。その際、施設様も無償でのご協力をお願いしています(※認定証のランクアップ手数料は発生します)。普及活動では、当研究所の調査員と会員が貴施設へ伺います。専門人材育成特別協力は、主に清掃技術の向上を目指す清掃業者です。貴施設の競合など関係者ではありませんのでご安心ください。また規約により、当研究所の会員にも機密保持を締結しています。
Qレジオネラ属菌の感染症はどうして発生するのですか?▼
浴槽内の汚れ → 雑菌の繁殖 → アメーバ → レジオネラ属菌が寄生 → ミストから人に感染。浴槽内ではこの食物連鎖が発生することで、感染リスクが生じます。つまりレジオネラ属菌の発生は、食物連鎖の初期段階である『汚れ』が残っている状態を意味します。これは決して現場の手抜きではなく、一般的な日常清掃だけでは落としきれない『見えない汚れ(バイオフィルム等)』に、専門的なアプローチが届いていないという結果に繋がります。
Qレジオネラ属菌の水質検査だけで十分では?▼
多くの施設が行政等の衛生指針に沿って水質検査を行っていても、業界全体の発症数は右肩上がりです。「温泉は危険」という業界イメージを定着させないためにも、『結果』である水質検査のクリアだけでなく、その結果を生み出す『過程(日々の裏方の清掃努力)』を底上げする必要があると当研究所は考えました。水質検査は絶対のルールですが、日々衛生を意識し見えない努力を続けている施設は、もっと評価されるべきと考えています。
【参考】最新設備・新設でも発生したレジオネラ症 集団感染事例
※厚生労働省および各自治体の公的な報告に基づく代表的な事例
新規オープン直後で集団発生し、死者2名。「2000年2月11日にオープン」
出典:国立保健医療科学院(H-CRISIS)開業直後の公衆浴場にて45名が感染し、死者3名。「2000年4月7日にオープン」
出典:国立保健医療科学院(H-CRISIS)営業開始直後の新施設で295名が感染する大惨事に。「平成14年6月20日 竣工式・仮オープン」
出典:宮崎県公式資料最新のミスト設備等を導入した施設で9名が感染。
出典:国立感染症研究所(IASR)新築オープンからわずか21日目で13名が感染。「4月24日 新築オープン」
出典:盛岡市公式資料塩素自動装置が稼働していたにも関わらず7名が感染。「ろ材5年以上未交換」「塩素装置不具合」
出典:厚生労働省資料大型の循環ろ過機を有しながらも58名が感染。「加温循環方式」「配管洗浄が10年程度未実施」
出典:厚生労働省資料自動塩素注入器を導入した大規模施設で13名が感染。「塩素自動注入器の設定変更等の記載あり」
出典:厚生労働省資料2020年〜2025年にも、通常の何倍ものレジオネラ属菌が検出される事故が発生しています(科学的レポートが公表されていないため掲載を控えています)。
これらの公的な報告からも分かる通り、「設備が新しいから」「全自動の装置があるから」という理由だけで事故を防ぐことはできません。フィルターの交換忘れ、清掃手順の省略、残留塩素濃度の確認不足など、機械に頼りきった「人の意識の欠如(運用の弱さ)」が、甚大な被害を引き起こす最大の要因となっています。
認定制度の注意事項と規約の抜粋
衛生管理優良施設認定制度の規約は「こちら」からご覧ください。下記は抜粋内容です。
- 本認定証は、施設管理者の「衛生管理に対する学習意欲と取り組み姿勢」を評価するものであり、該当施設における完全な無菌状態や、将来における感染症の非発生を法的に保証するものではありません。
- 本認定は、公衆浴場法・温泉法・旅館業法・医療法等、各施設に適用される法令・条例で求められる最低限の衛生管理が実施されていることを前提に、浴槽に対する日々の衛生運用(点検・記録・教育・改善)の継続性を評価するものです。
- 本制度の認定区分(星の取得条件)や更新費用等は、社会情勢や法改正に伴い、予告なく変更される場合があります。
- 本制度は、広告・集客のみを目的とした制度ではありません。
- 【対象範囲】「現場の衛生意識」を評価する制度であるため、企業単位での一括取得はできません。複数施設の場合、認定証は「施設(店舗)ごと」の発行となり、各店舗に属する社員様に講習をご受講いただく必要があります。
- 【対面講習の受講について】受講時は、本人確認のため企業名・店舗名・氏名が分かる名刺等をご持参ください。当日は免責事項等の重要事項への同意・署名をいただきます。虚偽の申告があった場合は、今後一切の申込を受け付けません。
- 【公式eラーニングの受講について】指定の公開期間内(例:3日間)に視聴し、理解度確認テストに合格することで修了とします。動画URL・パスワードの無断共有、録画・複製・SNS等への転載は固く禁じます。
- 【機密保持の締結】お申し込みいただいた時点で、当研究所と貴施設との間で機密保持が締結されたものとみなします。現地へ伺う会員(清掃業者等)にも厳格な機密保持誓約を義務付けています。
- 【機密保持の例外規定】前項に関わらず、行政・司法機関から法令に基づく開示請求があった場合など、公的機関への報告義務が生じた場合は、例外として該当情報を開示することがあります。
- 【再申し込みの制限】浴槽衛生普及活動の認定区分は、原則として1施設あたり1回までとさせていただきます。
- 【申し込みフォーム】お申込みフォームに施設名を入力していただきます。入力ミスにより再発行が必要な場合は16,500円(税込)が発生します。